Info
principal use:housestructure:steel structuresite area:701.08sqmtotal floor area:125.35sqmbuilding site:Fukuyama, Hiroshimacompletion date:2012.06structural design:Yasutaka Konishigarden-build:UIDphotos:Hiroshi Ueda*Keisuke Maeda
concept 南面には動植物が住む自然豊かな森と、背面の北側には山の斜面を雛壇状に宅地造成した住宅地が広がっている。この自然と人間の手が加えられた結節点のような場所に敷地はある。前面道路から南面に沿って高低差10mを越える斜面地の先には雑木林が広がっており、地表から木々の上空へ向けて多様な生物の領域が重層されている。今回、この豊かな断面方向への環境に寄り添うスケールで動植物と人との居場所について考えてみた。この広い敷地をそのままの状態として残しながら、道路と接する平坦な場所と25m先にある森との距離感を操作することによって生まれる多様な環境を生成したい。具体的には木の巣箱のような3.5m×3.5mの直方体を敷地へ積み木のように置くことによって、地表と森をつなぐ水平・垂直方向の周辺領域と呼応できる居場所をつくりだした。アプローチから南面へ徐々に進むと断片的に東西に切り取られた風景によって、30m近くあるリニアな空間は周辺環境とゆるやかな距離感を保ちながら空中路として展開し10m上空の森へとつながっていく。一方、地階の斜面に埋め込まれた直方体は鬱蒼とした樹木の木漏れ日や湿度や気温など地表面の環境と呼応した空間となる。この地表と森をつなぐ巣箱は日ごとの多様なうつろいを映し出す万華鏡のような居場所であり、自然の動植物とのインタラクティブな環境を生み出す結い目のような居場所なのである。
南面には動植物が住む自然豊かな森と、背面の北側には山の斜面を雛壇状に宅地造成した住宅地が広がっている。この自然と人間の手が加えられた結節点のような場所に敷地はある。前面道路から南面に沿って高低差10mを越える斜面地の先には雑木林が広がっており、地表から木々の上空へ向けて多様な生物の領域が重層されている。今回、この豊かな断面方向への環境に寄り添うスケールで動植物と人との居場所について考えてみた。この広い敷地をそのままの状態として残しながら、道路と接する平坦な場所と25m先にある森との距離感を操作することによって生まれる多様な環境を生成したい。具体的には木の巣箱のような3.5m×3.5mの直方体を敷地へ積み木のように置くことによって、地表と森をつなぐ水平・垂直方向の周辺領域と呼応できる居場所をつくりだした。アプローチから南面へ徐々に進むと断片的に東西に切り取られた風景によって、30m近くあるリニアな空間は周辺環境とゆるやかな距離感を保ちながら空中路として展開し10m上空の森へとつながっていく。一方、地階の斜面に埋め込まれた直方体は鬱蒼とした樹木の木漏れ日や湿度や気温など地表面の環境と呼応した空間となる。この地表と森をつなぐ巣箱は日ごとの多様なうつろいを映し出す万華鏡のような居場所であり、自然の動植物とのインタラクティブな環境を生み出す結い目のような居場所なのである。
awards ・ LIXILデザインコンテスト 入賞
・ LIXILデザインコンテスト 入賞
press press: ・ L’ARCHIPEL DE LA MAISON 家の列島 ・ DAS IDEALE HEIM Mai 2014 ・ C3 no.354 ・ Architecture DURABLE & BOIS No16 ・ IW magazine 93 ・ ML30s vol.1 ・ HAUSER ・ INTERIOR DESIGN March 1 ・ AZURE May-13 ・ GA HOUSES127 ・ 日本、家の列島 ・ENGINE 2019.12
press:
・ L’ARCHIPEL DE LA MAISON 家の列島
・ DAS IDEALE HEIM Mai 2014
・ C3 no.354
・ Architecture DURABLE & BOIS No16
・ IW magazine 93
・ ML30s vol.1
・ HAUSER
・ INTERIOR DESIGN March 1
・ AZURE May-13
・ GA HOUSES127
・ 日本、家の列島
・ENGINE 2019.12